回収業を営むなかで、廃棄物の多さに驚き、大量消費社会に疑問を持ったのがはじまり。
廃棄物のなかにある使えるものをリサイクルしてよみがえらせることで、
ゴミを減らし循環型の社会に。

鈴鹿市で昭和42年(1967年)に創業した三重パーツ。当時は、古紙・古鉄の回収が主な事業でした。高度経済成長の波にのり日本全体が活気づき、物があふれ、使い捨てが当たり前になりました。それは一見すると日本が豊かになった証のようでした。

しかし、創業者(現代表取締役)の齊藤貢は、まだ使えるものもある廃棄物の多さに驚き“もったいない”と考えるようになりました。「ゴミを減らし、環境保全に貢献したい」と強く思うようになり、昭和50年(1975年)に、自動車解体、自動車中古部品販売を開始。本格的に自動車のリサイクル、再資源化に向けて舵をとりました。

現在、三重パーツは、自動車リサイクル産業の分野で県下トップクラスの水準、規模に成長。やっかいなゴミとして処理されてきた車を、まだ使える部品を取り出しリサイクルパーツとしてよみがえらせ(Reuse リユース)、素材別に徹底的に分類することで再資源化(Recycle リサイクル)し、すべての工程でできるだけ廃棄物を出さない(Reduce 抑制)というリサイクルの3Rを事業化しました。そして、カーユーザーにとっての真の利益である低コストなカーライフを身近なものにしてきました。

売る人も買う人もエコロジー

自動車の廃車処理を考えたとき、
リサイクル業者に売るという選択肢があることを思い出してください。
その瞬間から、車はゴミから資源に生まれ変わります。
知ることがエコロジーに繋がり、
持続可能な生活を実践していただくことになります。

思いを大切に届けるために

数年間の現場経験を経た知識豊富なスタッフが取引先を訪問、
車輌を確認して買い取り額の査定をしています。
「三重パーツに任せたい」
そんなお客さまの“期待以上”が、私たちの目指すところです。
また、商品の厳しい検品や美化、梱包にもこだわりがあります。
水洗いできるパーツはすべて手作業で洗浄。
梱包に必要な緩衝材には取引先などの協力を得て
回収した使用済みの段ボールも活用し、資源を大切にしています。
愛車を託していただいた責任を胸に、
誠意を持ってすべての工程に取り組んでいます。

企業理念 Corporate philosophy

●私たちの理念

志のある風土を作り
発想力と想像力を生み出せる土壌を培い
社会に役立つ人材が育つ企業と為る

●三重パーツ事業目的

鈴鹿市で創業した三重パーツは、日本国内で排出される年間、約330万台の使用済車両を、
資源として有効に再使用・再利用し、また地球の自然を破壊しない様に適切な処理を行い、
且つ経済的で地球環境を大切にした循環型社会作りに貢献する。
そしてカーユーザーの、真の利益を追求し、総てが廉価で便利なクルマ社会作りをめざし、
地域社会にはなくてはならない企業として、社員には、物心両面で幸福にになれる企業創りを行う。

●三重パーツ社是

わが社は、「地球環境維持」に貢献し、
社員一人一人が、「身体」と「心」の健康を大切にした人間形成を計り、
お客様には、「安心」と「やすらぎ」を提供し続けて、
「社会に役立つ企業創り」をいたします。

●環境方針

  1.  私達は、限りある地球資源と地球エネルギーを大切にして、
    「ごみゼロを目指した『自動車環境型社会作り』に貢献します。
  2.  自動車リサイクル法と環境に関する法律及び条令など遵守し常に改善向上していく事を約束します。
  3.  環境方針等を定め、全社一丸となり、環境保全・環境汚染の予防に努めます。
  4.  全従業員が環境への意識高揚を図り、環境方針に沿った行動を行うように、
    また環境方針の目的目標の趣旨が理解できるように教育致します。
  5.  本環境方針は、電子掲示、または通知文書などにより全社員に通知致します。
    また、一般には広報やホームページにより公開し、入手可能なものとします。