今、日本で1年間にスクラップされる車は約350万台。それら廃棄処理される車を素材別に分別すると、85~99%と高水準なリサイクルができます。さまざまな工程を経て、鉄、アルミ、銅、ゴムなど素材別に分別すると、アルミニウムや鉄骨、鉄鋼の材料となり生まれ変わることができるのです。地球上の資源には限りがあります。その貴重な財産を大切に使うことこそ、豊かな時代に生まれた私たちの使命。環境保護、省資源化を目指し、循環型の車社会の構築に貢献したいと考えています。
世界中で走っている車の30%は日本車と言われています。そうした日本車の修理パーツが不足しているのが現実です。日本車の中古部品を必要としている国へ輸出もしています。
1台の車からさまざまな資源を取り出すことができます。
工場などの燃料になったり、
細かく砕いて溶かし新しい製品が作られたりしています。
【その他の資源】アルミ、発泡ウレタン繊維など
日本では需要がなくなってしまった車でも、海外ではまだまだ現役で活躍しているものが多くあります。シリア、ドバイ、マレーシア、タイ、ドミニカ、トリニダード・トバゴ、モンゴルなどさまざまな国へ日本車の中古部品を届けています。